Square(スクエア)は2024年5月17日から新たに「スマホでタッチ決済」サービスを開始し、従来「Tap to Pay on Android」として提供していたAndroidスマートフォンを決済端末として利用するサービスが、iPhoneでも利用できるようになりました。
iPhoneやアンドロイドスマートフォンがあれば、Squareの無料アカウントを登録するだけで、決済端末なしで簡単にキャッシュレス決済を始めることが出来ます。
スマホでタッチ決済とは
「スマホでタッチ決済」は、スマートフォンを決済端末として利用することで、専用の端末を必要としない決済方法です。
通常店頭でキャッシュレスによる支払いを受けるには専用の決済端末を準備する必要がありまが、「スマホでタッチ決済」ならスマートフォンが決済用の端末となるので、専用の決済端末を購入する必要がなくなります。
おすすめポイント
- スマホでタッチ決済は専用端末不要でスマートフォンを決済端末として使える
- スマートフォンにアプリをインストールするだけで利用できる
- クレジットカードのタッチ決済、Apple PayやGoogle Payに対応
- 初期費用がかからない
- 急なイベントや決済端末の予備として使える
スマホでタッチ決済を導入する5つのメリット
スマホでタッチ決済導入の5つのメリット
- 初期費用0円で始めることが出来る
- 最短当日から利用できる
- イベント・屋外販売や決済端末の予備として使える
- 複数のスマートフォンが利用できる
- 無料の高性能POSレジアプリが利用できる
1.初期費用0円で始めることが出来る
Squareを導入する場合、加盟店が負担する費用は決済端末費用と決済手数料の2つです。
「スマホでタッチ決済」決済端末が不要なため初期投資費用は0円です。さらにキャッシュレス決済を運用する費用は決済手数料3.25%のみで利用できます。
また月額利用料金や入金振込手数料、解約解約金などその他の費用は一切かかりません。
2.最短当日から利用できる
Squareの審査は非常に早く、最短で申込み当日から利用することが出来ます。
手元に「スマホでタッチ決済」に対応するスマートフォンがあれば、審査完了後すぐにカード決済を受け付けることができるので、最短で申込み当日からキャッシュレス決済を利用することができます。
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3.イベント・屋外販売や決済端末の予備として使える
「スマホでタッチ決済」では通信環境を持ったスマートフォンが決済端末になるので、場所を問わずに決済を行うことが出来ます。
このため屋外販売やキッチンカー、イベント会場でのキャッシュレス決済をかんたんに行うことが出来ます。
またキャッシュレス決済端末が故障した場合の予備としても使うことが出来ます。
4.複数のスマートフォンが利用できる
Squareは、一つのアカウントで複数のスマホやタブレットを利用することが出来ます。
お店のスタッフや外回りのスタッフに持たせたスマートフォンにSquarePOSレジアプリを入れることで、専用の決済端末が不要となるので低コストでの運用が出来ます。
5.無料のPOSレジアプリが利用できる
Squareの「スマホでタッチ決済」は、無料で使うことが出来る「SquarePOSレジアプリ」で行います。
「SquarePOSレジアプリ」は決済機能と連動したレジアプリのため、商品を登録すると金額の打ち間違えや二度打ちが無くなるので、レジ業務の効率化が図れます。
スマホでタッチ決済の対応機種
「スマホでタッチ決済」に対応するスマートフォンは
- iOS 17以降に対応する iPhoneXS以降に発売されたモデル
- Android9以上を搭載し、NFC機能がついているAndroid端末
となっています。
スマホでタッチ決済の対応決済と決済手数料
「スマホでタッチ決済」が対応している決済手段は、
- タッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカード
- Apple PayやGoogle Payに登録されたカード
となっています。
「スマホでタッチ決済」の決済手数料は一律3.25%で利用できます。
Squareは月額利用料金、振込手数料などが一切かからないサービスなので、決済手数料以外の費用はかかりません
スマホでタッチ決済の導入手順
step
1Squareアカウントの作成
Squareの申込みは公式サイトから行います。
パソコンからSquareのサイトにアクセスして、 [今すぐ無料アカウントを作成する] をクリックします。
IDとして利用するメールアドレスを入力して、パスワードを設定します。Squareを利用する国をドロップダウンメニューから選択して [続行] をクリックします。
step
2VISA、Mastercardの審査
申し込みが完了すると自動的に審査が開始され、審査結果はアカウントに登録のメールアドレスに通知されます。
審査は早ければ2~3時間程度で終了し、審査に合格するとVISA・Mastercard・American Expressの決済は最短で当日から利用することができます。
他の決済ブランド及びPayPayは、管理画面から別途申込みが必要です。
step
3SquarePOSレジアプリのインストール
スマートフォンに無料のSquare POSレジアプリの最新版をダウンロードします。
step
4スマートフォンの設定
「スマホでタッチ決済」を使うにはスマートフォンでNFC(近距離無線通信)の設定とSquare POSレジアプリの設定を行う必要があります。
【NFCの設定】
1.スマートフォンの設定画面で、[接続] > [NFCとタッチ決済] の順に選択します。
2.[NFC] をオンに切り替えます。
【Square POSレジアプリの設定】
1.画面下のナビゲーションバーから、[≡その他] をタップします。
2.[設定] > [周辺機器] をタップします。
3.[スマホでタッチ決済] を選択し、オンに切り替えて有効にします。
スマホでタッチ決済の決済方法
「スマホでタッチ決済」の決済方法Squareの公式動画をご覧下さい。(説明は「Tap to Pay on Android」になっています)
スマホでタッチ決済のデメリットは
簡単にキャッシュレス決済ができる「スマホでタッチ決済」ですが、デメリットもあります。
- 電子マネーの決済ができない
- タッチ決済未対応のクレジットカードは決済できない
- 15,000円以上の決済にはサイン又は生体認証による購入者の本人確認が必要
- レシートを発行できない(SMSかメールで送信可能)
などです。
電子マネーの決済を行う場合は、Squareリーダーがおすすめです。
「スマホでタッチ決済」をおすすめするお店や業態は?
こんな方におすすめ
- 屋外販売やキッチンカーでキャッシュレス決済を簡単に行いたい方
- 初期費用をかけずにキャッシュレス決済を導入したい方
- 決済端末の故障時に予備として使いたい方
- イベント出店時など一時的な用途で使いたい方
まとめ
「スマホでタッチ決済」は、スマートフォンを決済端末として利用することで、専用の端末を必要としない決済方法です。
「スマホでタッチ決済」ならスマートフォンが決済用の端末となるので、専用の決済端末を購入する必要がなくなります。
- スマホでタッチ決済は専用端末不要でスマートフォンを決済端末として使える
- スマートフォンにアプリをインストールするだけで利用できる
- クレジットカードのタッチ決済、Apple PayやGoogle Payに対応
- 初期費用がかからない
- 急なイベントや決済端末の予備として使える
「スマホでタッチ決済」は初期費用無料で使うことが出来るので、キャッシュレス決済の予備として導入することをおすすめします。