Airペイのデメリット
- アンドロイド端末では使えない
- 入金先にゆうちょ銀行が使えない
- 翌日入金ではない
- 流通系電子マネーに未対応
- Airレジ以外とは連携できない
テレビCMでも馴染みのAirペイ(エアペイ)は、リクルートが提供するキャッシュレス決済サービスです。
知名度が高く導入事例も多いAirペイですが、実は他社と比べて劣っているところ(デメリット)や導入にあたっての注意点があります。
このページではAirペイ導入前に知っておきたいデメリットや注意点を詳しく解説していきます。
Airペイのデメリット
Airペイ(エアペイ)のデメリット(他社に比べて劣っているところ)は次の5つです。
- アンドロイド端末では使えない
- 入金先にゆうちょ銀行が使えない
- 翌日入には対応していない
- 流通系電子マネーは使えない
- Airレジ以外とは連携できない
1.アンドロイド端末では使えない
Airペイの導入にはiPadまたはiPhoneが必要です。
Airペイでの決済に必要なAirペイ アプリやAirレジアプリはiPadやiPhoneのiOSのみに対応しているので、アンドロイド端末(android)では利用できません。
対象の機種、iOSのバージョンについては こちら で確認することが出来ます。
アンドロイド端末に未対応なのはデメリットですが、キャッシュレス導入0円キャンペーンに申し込むと、「iPad」と「カードリーダー」が無償で貸与されます。
2.入金先にゆうちょ銀行が使えない
Airペイで決済された売上金の入金先には「ゆうちょ銀行」を指定することが出来ません。
ゆうちょ銀行以外であれば他の金融機関は全て入金先に指定することが出来、しかも入金手数料は無料となっています。
3.翌日入には対応していない
Airペイでは、売上金の翌日入金には対応していません。
人金サイクルはは入金先の金融機関によって異なり、月3回又は6回の入金になります。(QRコード決済の入金サイクルは、入金先にかかわらず月末締めの翌月末1回払いのみとなります。)
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行
入金先がみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の場合、入金サイクルは5日毎の月6回の入金になります。
対象期間 | 締日 | 入金日 |
前月末日~4日 | 5日 | 10日 |
5日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~14日 | 15日 | 20日 |
15日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~24日 | 25日 | 末日 |
25日~末日前日 | 末日 | 翌月5日 |
その他の金融機関
入金先がみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行以外の場合、入金サイクルは10日毎の月3回の入金になります。
対象期間 | 締日 | 入金日 |
前月末日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~末日前日 | 末日 | 翌月5日 |
翌日入金に対応しているのは
- Square(スクエア)(入金先が三井住友銀行またはみずほ銀行の場合)
- STORES決済(10万円未満の場合には200円の振込手数料が必要)
- 楽天ペイ(楽天銀行のみ)
4.流通系電子マネーは使えない
Airペイは、楽天Edy、WAON、nanaco といった流通系電子マネーに対応していません。
Airペイで決済することができるのは、
- クレジットカード 7種類
- 電子マネー 12種類
- QRコード決済 44種類
の合計63種類とキャッシュレス決済代行会社の中で最多となっていますが、流通系の電子マネーに対応していないのはデメリットです。
流通系の電子マネーに対応しているのは
5.Airレジ以外とは連携できない
Airペイは、他社のPOSレジシステムとの連携が出来ません。
Airペイと連携できるPOSレジは同じリクルート系列のAirレジのみです。
決済端末とPOSレジは必ずしも連携させる必要はありませんが、金額の二度打ちによる時間のロスや金額の打ち間違え等の会計ミスが発生しやすくなります。
まだPOSレジを導入していないのであれば、Airレジを導入することで決済端末側での金額入力が不要になったり、商品管理にも使うことが出来るのでおすすめです。
Airレジの詳細はこちらから
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Airペイの申込時に知っておきたい注意点
Airペイ(エアペイ)の申込時の注意点は次の5つです。
- 申し込めない業種がある
- 分割払いやリボ払いに対応していない
- QRコード決済は別途申込みが必要
- 審査に時間がかかる
- 審査が他社に比べて厳しい
1.申し込めない業種がある
Airペイでは加盟店規則で禁止されている業種やサービスがあります。これらの業種やサービスを扱っている場合は審査は通りません。
禁止事項や禁止されている取扱商品等は Airペイ加盟店規約 で明示してあります。
2.分割払いやリボ払いに対応していない
Airペイではクレジット決済を行う場合、分割払いの設定は出来ず一括払いのみとなっています。またボーナス一括払いも対応していません。
このため特に高額商品を扱っているようなお店の場合、お客様への説明と対応が必要となります。
分割払いに対応しているのは
またAirペイはオンライン決済には対応していません。このためネットショップも運営している場合には注意が必要です。
3.QRコード決済は別途申込みが必要
PayPayやd払いなどのQRコード決済を利用したい場合、Airペイとは別にAirペイQRを申し込む必要があります。
AirペイQRの審査はAirペイと別に行われるので、導入するまで時間がかかります。
他にも入金が月1回となっているほか、決済手数料もPayPayと直接契約するより割高になってしまいます。
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4.審査に時間がかかる
Airペイの加入店審査にかかる時間は他のキャッシュレス決済代行会社より長めです。
審査は決済の種類やクレジットカードの種類毎に行われます。このためVISA・Master・銀聯カードの審査は比較的早く最短3日間で完了しますが、全ての審査が終わって実際に使用できるまでには2週間ほどかかってしまいます。
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5.キャンペーン申込には条件がある
Airペイで実施しているキャッシュレス導入0円キャンペーンに申し込むと、「iPad」と「カードリーダー」が無償で貸与されます。
これはキャッシュレス決済を無料で始めることが出来る大変お得なキャンペーンですが、3つの注意点があります。
- 「iPad」と「カードリーダー」が無償で貸与されるのは実店舗を有していることが条件
- 貸与される「iPad」と「カードリーダー」の故障時は加盟店負担で修理が必要。
- こ貸与された「iPad」と「カードリーダー」は、Airペイ解約時に返却が必要。
もし解約時に「iPad」や「カードリーダー」が壊れている場合、加盟店負担で修理をするか、修理費相当額を支払う必要があります。
まとめ:Airペイはおすすめの決済代行会社なのか?
以上Airペイのデメリットや申込時の注意点を解説しました。
結局のところどのキャッシュレス決済代行会社にもそれぞれデメリットや注意点は存在します。デメリットや注意点をしっかり把握した上で申込み・利用することが大切です。
Airペイ導入には数多くのメリットがあります。Airペイは当サイト一押しのキャッシュレス決済です、まずは気軽に資料請求から!
Airペイ導入のメリット
- 取り扱える決済種類が多い(63種類に対応)
- インバウンド需要に完全対応
- 初期費用及び月額料金が0円、必要なのはiPadかiPhoneのみ
- Airレジと連携できる
- サポート体制が充実している
- 小型の決済端末で持ち運びが簡単