マルチ決済端末のiRITSpayとは?特徴や使い方とメリット・デメリット

アイリッツペイ端末

マルチ決済端末は、キャッシュレス決済が注目される中で、多くの企業が導入を検討している決済方法の一つです。
今回は、そんなマルチ決済端末のiRITSpayターミナルと、それを管理するクラウドであるiRITSpayについて詳しく紹介していきます。
特徴や導入方法、メリットなどを一挙紹介しているので、マルチ決済端末が気になる企業はぜひ役立ててください。

マルチ決済端末のiRITSpay(アイ・リッツペイ)って?

マルチ決済端末とは、色々な決済サービスに対応している端末のことです。
2019年10月から消費税が現行の8%から10%へと引き上げられます(2019年8月時点)。
それに伴い、現金払い以外のキャッシュレス決済をした消費者に対しては、2%あるいは5%のポイント還元が行われる予定です。
このキャッシュレス消費者還元事業は2020年6月までの支援事業ですが、支援事業を通じてキャッシュレス決済の需要は高まる見通しとなっています。
そのため、キャッシュレス決済の普及に合わせ、企業は色々な決済に対応する必要に迫られているのです。
キャッシュレス決済は、クレジットカード・電子マネー・webバンク・ペイジー・携帯キャリア・中国向けのものなど多岐にわたります。

そんな数ある決済手段の中でもiRITSpayは、クレジットカード決済とデビットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済に対応しているマルチ決済端末です。
iRITSpayのマルチ決済端末は、株式会社アイティフォーが提供しています。
クレジットカード決済のICカードリーダーが搭載されているので、セキュリティ対策も万全です。
クレジットカードの磁気を読み取るだけの従来の決済方法では、偽造カードが使われたり第三者が利用したりする恐れがありました。
そのため、2018年6月に施行された割賦販売法改正により、販売店はクレジットカード決済のセキュリティ対策を行うことが義務化となったのです。
iRITSpayならICチップを読み取れるので、クレジットカードの不正使用を防止できます。

iRITSpayの店舗への導入方法と費用について

iRITSpayでは、マルチ決済を行うためのクラウドの使用料金と端末の料金がかかります。
小売業向け基幹システムRITS決済クラウドであるiRITSpayは、月額40万円から利用できます。
また、決済端末であるiRITSpayターミナルについては、1台につき月額8万円で使用可能です。
導入規模によってコストが変わるので、詳しくは公式サイトの問い合わせフォームより確認をお願いします。
iRITSpayは、クレジットカードを安全に取り扱う目的で策定されている国際セキュリティ基準、PCI DSSの準拠のセキュリティとなっています。
そのため、割賦販売法改正の要求事項を満たすことができるので、PCI DSSの準拠のセキュリティに対応していない企業に向いている決済システムです。

外回り方式を採用しており、iRITSpay ターミナルを使用してクレジットカード決済をした場合は、直接iRITSpay クラウドを通して決済処理が行われます。
そのため、POSにクレジットカード情報が残ることはありません。
POSを通してクレジットカード決済をしなくてはいけないシステムと違い、POSを通さないのでクレジットカード情報の非保持化を低コストで実現させています。
iRITSpayを店舗に導入する場合は、株式会社アイティフォーの公式サイト上のお問い合わせフォームより申し込みができます。
資料請求についても、同様に公式サイトのお問い合わせフォームから請求をしてください。
尚、株式会社アイティフォーが販売するiRITSpayは、法人限定のサービスとなっているので申し込み時は注意しましょう。

iRITSpayの決済手数料

iRITSpayは、利用金額に応じて決済手数料が異なります。
そのため、株式会社アイティフォーの公式サイトでは、決済手数料については非公表となっています。
この決済手数料については、顧客ではなく全て店舗側が負担する義務があります。
つまり決済金額が大きければ大きいほど、店舗側が負担する手数料は多くなるのです。
iRITSpayの決済手数料がどのくらいになるのか目安が知りたい方は、公式サイトの問い合わせフォームより問い合わせをお願いします。

iRITSpay導入のメリット・デメリット

iRITSpayを導入するメリットは、中国で有名なQRコード決済のアリペイとウィーチャットペイに対応しているところです。
2018年の訪日中国人数は838万人で、訪日外客数の中でも首位となっています。
2016年以降、中国人による爆買いは落ち着きを見せましたが、いまだに中国人観光客による消費活動は続いているのです。
そのため、いかに訪日中国人に買ってもらえるよう対応できるかが、企業成長をするのに重要となってきます。
中国ではモバイル決済の使用が最も多く、次いで銀聯カードなどのクレジットカード決済が使用されています。
iRITSpayでは中国の主要なQRコード決済だけでなく、中国で使用率の高い銀聯カードも対応しています。
つまり、銀聯カードにも対応しているほうが、中国人観光客にサービスや商品を購入してもらえる機会が増えるのです。

また、iRITSpayターミナルのバッテリー内蔵タイプが販売されているというのも、iRITSpayを使う際のメリットの一つとして挙げられます。
クレジットカード決済をするときは、お客の目の前で決済を行わなければ、販売店側がスキミングを疑われるなどトラブルの原因となります。
iRITSpayターミナルのバッテリー搭載タイプならば、持ち運びができるので面前決済が可能です。
無用なトラブルを避けられるので、顧客の満足度を向上させるとともに、販売員の負担を軽くすることもできます。
iRITSpayは電子マネー決済の種類が豊富で、交通系の電子マネー以外にも、nanacoやWAON、楽天EdyとiDなどに対応しています。
一台あれば色々な決済に対応できるため、顧客の取りこぼしを防げるのです。

しかし、マルチ決済端末を使ううえでのデメリットももちろんあります。
それは、決済手数料と導入コストの負担があるという点です。
ある程度、システムを導入・運用する費用がかかることを認識していないと、売上が少ない場合にそれらが重くのしかかってくる可能性もあるでしょう。
また、iRITSpayで決済した後、直ぐにお金が振り込まれるわけでないというのもデメリットとして挙げられます。
毎月決まった日に入金されるので、それまで手元にお金が入らないという不便さはあるでしょう。
しかしながら、キャッシュレス決済はどんどん需要が高まっているので、導入時のデメリットよりも享受できるメリットのほうが大きいといえます。

まとめ

マルチ決済端末のiRITSpayターミナルは、多くの企業に支持されている決済端末です。
多彩な決済方法に対応しているので、顧客の取りこぼしを防ぐことが期待できます。
インバウンドに対応できる決済端末を導入しようと検討している企業は、iRITSpayが向いているかもしれません。
詳細については公式サイトより確認できるので、まずは資料請求だけでもしてみると、自社に合うかどうかの判断材料となるでしょう。

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