ポイント二重取り!!キャッシュレス決済のお得な使い方を徹底解説

2019年8月5日

キャッシュレス決済イメージ

「消費税が上がる」などと聞けば、何とかして節約できないものかと考えるものです。そんなときにぜひ検討したいのが、キャッシュレス決済を利用したポイント二重取りというお得な使い方です。そこで、ポイント二重取りとは何なのか、具体的にどのような方法があるのかなどを紹介します。上手に使えば年間1万円以上のポイントを得ることも十分可能です。お得な使い方を知っておきましょう。

キャッシュレスはお得な決済手段!ポイント2重取りって何?

現金派の割合が他の先進国より高いといわれているのが日本です。
キャッシュレス化がなかなか進まない背景にも、現金で支払うことに慣れている国民性が大きく関係しているといわれています。
とはいえ、スーパーの買い物をクレジットカードで済ませている人は多いでしょうし、コンビニなどでスマホ決済を利用する割合は増えているようです。

それでも、大部分の人は現金で支払いを済ませています。
実は、このことを言い換えると「ほとんどの人たちは割高な方法でお金を支払っている」ことを意味します。
もはや、現金で支払うことがお得というケースはほとんどなくなってきているからです。
現金で支払うことでポイント還元率を下げることが多かった家電量販店などでさえ、現在では、こうした仕組みを見かけなくなってきています。
では、現金に比べてお得なお金の支払い方とは何なのでしょうか。
結論からいえば、スマホなどによるキャッシュレス決済がクレジットカードとの「ポイント二重取り」ができるお得な使い方です。

ポイント二重取りとは、クレジットカードとリンクして決済される仕組みを持つキャッシュレス決済を使って、電子マネーとクレジットカードの両方からポイントをもらうことです。
たとえば、おサイフケータイ機能といわれているようなSuica・楽天Edy・nanaco・WAONなどの決済方法でポイント二重取りができます。

また、LINE Pay・7pay・楽天ペイなど、FeliCaなどの専用チップを内蔵しなくてよいQRコード決済でもポイント二重取りが可能です。
他にも、Tポイント・dポイントなどの共通ポイントやクレジットカードのポイントアップモールを利用することでも、ポイント2重取りができます。

現在、普及が急速に進んでいるのがQRコード決済です。
都市部の中国人のほとんどは、Alipay(アリペイ)などのQRコード決済によって、日常生活で必要となるほとんどの買い物、公共料金の支払いなどをしていることはよく知られています。
日本においても、今後QRコード決済がキャッシュレス決済の手段として普及していくことは間違いないでしょう。
QRコード決済は店舗側が準備しなければならない専用端末がほとんどなく、インターネットが使える環境とタブレット機器がひとつあればキャッシュレス決済を実現できます。
このことから、今後、急速にQRコード決済を導入する店舗が増えていくであろうと予想されているのです。
つまり、消費者にとってはポイント二重取りのチャンスが至る所にあることになります。

おサイフケータイ機能を搭載したスマホやQRコード決済などが可能なスマホを持ち歩くことで、どれぐらいのお金がお得になるのでしょうか。
電子マネーにおけるポイント還元率は平均的に0.5%です。
また、クレジットカードも0.5%程度が一般的といえます。
つまり、ポイント2重取りができれば、単純にポイントの2倍取りができることになり、非常にお得なのです。

たとえば、コンビニで飲み物を購入したり昼食を食べたりするお金が毎日1500円程度あるとします。
社会人では週末に食料品や日用品をまとめて購入することが多いでしょう。
この金額が1万円と仮定します。
すると、月に8万5000円ほどの出費となります。
その1%は850円、年間にすると1万円以上のポイント還元を受けられることになります。
消費税アップなどで家計の節約を考えているなら、電子マネーとクレジットカードのポイント二重取りができるお得な使い方をするのが得策といえるのです。

ここでは0.5%ずつの控えめなポイント還元率で計算しましたが、還元率がもっとお得な電子マネーやクレジットカードもありますし、期間限定のキャンペーンなども各社で盛んに行われています。
さらに2019年10月から2020年6月の期間において、中小規模の店舗を対象に「キャッシュレスポイント還元」という政策が行われることも話題となりました。
国としてもキャッシュレス化を積極的に推進していることが背景にあるからです。
「どのキャッシュレス手段を導入してよいかわからない」「現金以外で支払うことに何となく不安がある」といった人も、キャッシュレスの2重取りを検討してみてはどうでしょうか。

ポイント二重取りができるQRコード決済を紹介

ここではクレジットカードとのポイント二重取りができるQRコード決済を紹介します。
どのQRコード決済を選ぶ場合でも、スマホにアプリを入れて使うのは共通です。
FeliCaなどの専用チップを内蔵しなくてよいので、どのスマホでも使えます。
もちろん、iPhoneとAndroidの両方に対応しているので機種も選びません。
こうしたQRコード決済は各社で特徴があります。
できれば自分にぴったりのQRコード決済を選びたいところですよね。
選ぶ際のポイントとしては、多くの店舗で採用されているか、自分がよく行くお店で使えるかが重要なポイントです。
個人間送金や割り勘機能も人によっては外せないポイントといえます。
また、特定の場所やウェブサイトで使えるポイント付与サービスを実施している会社もあります。

「LINE Pay(ラインペイ)」は利用者数や対応している店舗数が多いのが魅力のQRコード決済です。
ファミリーマートやローソンなどの大手コンビニはもちろん、ヤマダ電機・ベスト電機などの家電量販店、スギ薬局・ドラッグ・イン キムラヤなどのドラッグストアなど、多くの店舗で利用可能です。
LINEのアカウントがあれば、個人情報や銀行口座の番号を登録することにより、簡単に利用を開始できます。
また、LINEユーザー同士での個人間送金や割り勘機能もとても人気です。

LINE Payではポイント還元率を4段階制にしています。
月に10万円以上使うユーザーに対してはポイント還元率が2%、5万円以上~10万円未満で1%、1万円以上~5万円未満で0.8%、5万円未満で0.5%です。
決済金額が最も少ない5万円未満のユーザーでも0.5%の還元率があるのはうれしいところですよね。
さらに2019年8月1日からは、還元率に応じて「LINE Payボーナス」という独自ポイントの加算サービスが開始されるので、ポイント三重取りが可能になりそうです。

「楽天ペイ」は楽天会員の人が導入しやすいQRコード決済です。
クレジットカードを登録している楽天会員なら、アプリを入れて楽天IDとパスワードを入力すれば、すぐに使える状態になります。
楽天ペイで決済すると楽天スーパーポイントが貯まり、クレジットカードのポイントも受け取れます。
貯まった楽天スーパーポイントは楽天で使いましょう。
楽天では楽天スーパーポイントで買い物をした分にもポイントが付きますから、次の買い物もお得になります。

楽天ペイの還元率は200円につき1%というルールなので、実質的には還元率0.5%です。
楽天カードを使っている場合は還元率が1%なので、楽天ペイの0.5%と楽天カードの1%で1.5%というポイント二重取りができます。

「Origami Pay(オリガミペイ)」はポイント還元率が0%ですが、その代わり、対象店舗で買い物の金額が2%引きになります。
後でポイントをどう使おうか悩むという人や、ポイントの使い道があまりない人にぴったりのQRコード決済です。
対象店舗はコンビニではローソン系列、ドラッグストアはウエルシア・薬王堂、飲食チェーンでは吉野家・松屋などがあります。
よく使う店舗がOrigami Payに対応しているかどうかが、選ぶ際のポイントになるでしょう。
ポイント二重取りではありませんが、実質的にそれに近い還元が受けられます。

Origami Payにおける2%引きに加え、さらにクレジットカードのポイントが付きますから、かなりお得です。
ちなみに金融機関の口座からの支払いにした場合には3%引きとなります。
クレジットカードのポイントは1%以下ということが多いですから、金融機関口座からの支払いを選んでもよいでしょう。

「PayPay(ペイペイ)」はソフトバンクとヤフーが出資しているQRコード決済です。
巨大企業が関係しているだけあって、主要なコンビニはカバーしており、ドラッグストアや家電量販店でも対応しているところが多いといえます。
還元率0.5%を3%にするなど、キャンペーンも積極的に実施しているので、最新情報もしっかりチェックしておきたいサービスといえるでしょう。
導入ハードルが少ないことから、商店街のお店など小規模な店舗でも対応が進んでいるのも魅力です。
地図上でPayPayに対応した店舗を探せるので、都心部ではスマホひとつあれば、ほぼすべての買い物はカバーでき、ポイント二重取りが至る所でできます。

PayPayのポイント還元率は2019年5月8日以降3%となっています。
1回の決済に対するポイント還元の上限は1万5000ポイントとなっています。
ただし、これらのポイント還元率は、PayPayにチャージするPayPay残高かYahoo! JAPANの電子マネーであるYahoo!マネー、Yahoo! JAPANカードのいずれかで支払った場合です。
他のクレジットカードによる支払い(チャージ)の場合、0.5%の還元率となっています。
こうした優遇措置は、ポイント還元がもともと顧客の囲い込み戦略という性質上、ある程度仕方がありません。
Yahoo! JAPANカードを新規で作れば4000ポイントが還元され、さらにPayPayによる決済を始めると500ポイントが付与されるので、実質4500円がもらえることになります。
QRコード決済用のクレジットカードを新しく作ろう、と考えている人はPayPayによるQRコード決済とYahoo! JAPANカードの組み合わせで二重取りをするのもお得な使い方といえます。

プリペイド型の電子マネーでポイント二重取り

プリペイド型の電子マネーにおいても、クレジットカードのポイントと併せてポイント二重取りが可能です。
QRコード決済も魅力的ですが、まずは使い慣れたおサイフケータイ機能でポイント二重取りをするのもお得な使い方といえます。
プリペイド型には、楽天Edy・nanaco・WAONや交通系ICのPASMO・ICOCA・Suicaなどがあります。
これらのプリペイド型の電子マネーでポイント二重取りをするときにお得なのが電子マネーがセットになっているクレジットカードです。

楽天Edyと楽天カードの組み合わせは、楽天スーパーポイントを二重取りするのにお得です。
楽天Edyは200円使うごとに1ポイント(還元率0.5%)が付与されますし、楽天カードからチャージをするときにも200円使うごとに1ポイント(還元率0.5%)がもらえます。
したがって、合計1%のポイント二重取りが可能です。

SuicaとJREカードの組合わせも人気です。
Suicaのポイント還元率は1%または0.5%に設定されています。
JREカードからチャージすると1000円ごとに15ポイントがつくので還元率は1.5%です。
つまり、ポイント二重取りをすれば、還元率2~2.5%となり、とてもお得です。
交通機関を頻繁に利用する場合、かなりの還元が期待できるのではないでしょうか。
また、還元率1%の店舗で買い物する金額が多ければ、お得な使い方ができそうです。
1点注意したいのは、Suicaポイントが付くコンビニはNewDaysのみということです。
セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど主要コンビニでも使えますが、ポイント二重取りができない点に気を付けましょう。

ポイント還元はどれぐらい重要!?消費者の声を紹介

QRコード決済に代表されるキャッシュレス化は、現金を持ち歩くより便利でスピーディに支払いを済ませられるなどの面が取り上げられることも多いといえます。
しかし、消費税率のアップなどに伴って、節約ができるポイント還元に注目が集まっています。
実際のところ、消費者がキャッシュレスを導入する場合、どんなところにメリットを感じているのでしょうか。

経済産業省が作成した「キャッシュレスビジョン」によると、キャッシュレス社会に賛成する理由の第1位は現金を持たなくてよいので便利だからというもので、全体の15%程度を占めています。
第2位は利便性が高いからという理由です。
ATMからお金を引き出さなくてよい、個人間の送金なども簡単にできるなどの声が多いようです。
利便性を理由に挙げた人は全体の11%程度でした。
そして、第3位がお得だからという理由です。
全体の約7%が、クレジットカードや電子マネーを利用するごとに付与されるポイントに魅力を感じているようです。
銀行の利息より高い、などの意見もありました。
おそらく、消費税率がアップする前後の時期にアンケートをとれば、もっと多くの人がポイント還元を重視するようになるでしょう。

まとめ

クレジットカードと電子マネーのポイント二重取りはとてもお得な使い方といえます。
使い方やクレジットカードとの組合せにもよりますが、合計1~3%ほどのポイントが受け取れます。
普段の買い物をQRコード決済などに変えるだけで、年間1万円以上の節約も十分可能なのです。
キャッシュレスでお得に支払いを済ませましょう。

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