コミケで便利!pixiv PAY(ピクシブペイ)の店舗への導入方法と決済手数料まとめ

pixivPAY(ピクシブペイ)のロゴ

オタク文化の祭典であるコミックマーケット(コミケ)では、同人誌やオリジナルグッズを販売することも可能です。会計を楽にして店舗側の負担を軽くするにはキャッシュレスを導入してみましょう。「pixiv PAY」はコミケを想定して開発されたスマホ決済アプリです。この記事では、pixiv PAYの導入方法や決済手数料などを紹介していきます。

そもそもどうしてコミケでキャッシュレス決済ができると便利なの?

コミケは夏と冬、年2回にわたって開催されます。
期間中は会場にて数々の団体の販売スペースが並び、来場者が同人誌やグッズを買っていきます。
売り子が来場者を呼び込み、商品を売る姿は二次元文化を愛する人々にとっての風物詩ともいえるでしょう。
しかし、コミケにおいて売る側は多くの問題を抱えています。
これらの問題を解決するためには、キャッシュレス決済やスマホ決済などを導入することも現実的な選択肢です。

最大の問題はなんといっても「忙しさ」でしょう。
コミケには1日で20万人近い来場者がつめかけてきます。
人気店舗となれば、1日に万単位のお客さんを相手しなくてはいけません。
それだけの忙しさに対応できるだけの人員とノウハウを準備できるか、不安はつきないでしょう。
行列ができている中、会計に手間取っているとお客さんの心象も悪くさせてしまいます。
キャッシュレス決済を導入すれば、1人あたりの会計をスムーズに終わらせることができ、店舗の回転率を速められます。

次に、「お釣り」の問題です。
コミケでは商品の価格をどんなに工夫したとしても、お釣りがまったく出ないということはありえません。
そして、お客さんが多いと「釣り切れ」を起こすリスクも大きくなってしまいます。
もしも釣り切れを起こすと、銀行に行っている暇はないので周辺の店舗と交渉し両替をしてもらわなければいけません。
ただ、その時間自体がロスになりますし、先方にも小銭の余裕があるとは限らないでしょう。
キャッシュレス決済によって、お釣りの心配をせずにどんどん商品を売りさばけるようになります。
また、店舗内に大量のお釣りを持ち込む労力が省けるのも利点でしょう。

そのほか、キャッシュレス決済によって盗難の危険も防げます。
コミケの来場者は無数なので、不審な動きをとっている人間のすべてを見張っていることはできません。
最初から店舗内にある現金を少なくしておけば、犯罪の被害に遭う確率を下げられるでしょう。

pixiv PAY(ピクシブペイ)の特徴!ほかのキャッシュレス決済との違いは?

コミケでキャッシュレス決済を導入するなら、「pixv PAY」を検討してみましょう。
pixv PAYはコミケや同人誌の即売会での使用を前提にリリースされたスマホ決済用のアプリです。
売る側と買う側がダウンロードすることにより、キャッシュレス決済が実現します。
使用方法としては、店舗側がスマホやタブレットで表示させたQRコードをお客さんに読み取ってもらうだけです。

あるいは、商品ごとにQRコード決済を行ってもらう方法もあります。
店舗側はあらかじめ、商品の前に印刷したQRコードを設置しておきます。
そして、来店したお客さんにスマホからQRコードを読み取ってもらうようアナウンスしましょう。
購入したお客さんから画面を見せてもらい、確認をします。
この方法なら手間がかからないうえ、売り子に人数を割く必要もありません。
店舗もお客さんも操作が簡単です。
あわただしいコミケの店頭において、会計作業を短縮できるでしょう。
お客さんからしても、長蛇の列を作って会計を待つ必要がなくなります。

さらに、pixv PAYには「レジ機能」もそなわっています。
出品しているグッズの数、売上記録を入力できるので、常に在庫や利益をチェックできます。
コミケでは忙しさのあまり、商品管理が適当になってしまうことも珍しくありませんでした。
pixv PAYはこまめに数字で売上状況を把握することが可能です。
たとえば、お客さんに対して「残り100冊になりました」などの連絡を正確に行えます。

そのほか、コミケ向けならではといえるのが「アシスタント機能」です。
pixv PAYでは「アシスタント」に登録されたユーザーと管理画面を共有できます。
つまり、店舗の責任者が常駐していなくても、アシスタントが店頭にいれば商品管理を引き継げます。
コミケの最中に責任者が休憩したり、ほかの店舗を見たくなったりしても問題がありません。
pixv PAYがあれば、責任者の不在時もトラブルなく店舗をまわしやすくなるでしょう。

pixiv PAY(ピクシブペイ)はどうやって導入する?決済手数料もチェック

店舗への導入方法がわかりやすいのもpixv PAYの特徴です。
まず、App StoreかGoogle Storeからアプリをダウンロードします。
完了したらアプリを開いてアカウントを作成しましょう。
個人情報を登録することでアカウントが新たに開設されます。
その後、クレジットカードを登録すればとりあえず会計ができる下準備は終了です。
商品管理画面から、商品名や価格、写真などを入力してコミケにそなえましょう。

なお、お客さん側がpixv PAYを利用するためにも、事前にダウンロードをしてもらわなければいけません。
その際にも、クレジットカード情報を登録してもらい、支払いが行える状態にしてもらいましょう。
pixv PAYの導入は短時間で終わるものの、コミケの会場でキャッシュレス決済を告げられるのはお客さんのストレスになりかねません。
前もってホームページやSNSなどから告知しておくのが丁寧です。

コミケの後、売上を受け取るためにはさまざまな方法があります。
わかりやすいのは銀行口座に振り込んでもらう方法でしょう。
口座を指定して振り込み申請を行えば、5営業日以内に入金があります。
また、「pixiv FACTORY」と交換することも可能です。
pixv FACTORYは高品質で同人誌やグッズを作るためのサービスです。
次回出店のためにポイントを使ったり、同人誌の印刷代を割引してもらったりするのもいいでしょう。
さらに、提携しているサービスでポイントを利用すれば目当ての商品を購入できます。
売上金の換金方法や利用方法はサークルで話し合って決めるのが無難です。

なお、pixv PAYはお客さんに手数料がかからないものの、店舗側は1会計ごとに売上の3.6%が決済手数料として差し引かれます。
また、売上を銀行口座へ振り込むときに、振込手数料が200円発生します。
ただし、期間によってはキャンペーンが開催されており、決済手数料がゼロとなります。
pixv PAYに申し込むなら、ホームページなどで割引情報を確認しておきましょう。

pixiv PAY(ピクシブペイ)導入のメリット!コミケはどう変わる?

会計のスムーズさ以外でも、コミケの店舗がpixv PAYを導入するメリットはたくさんあります。
まず、購入者をフォローすることができるのは大きいでしょう。
pixv PAYによって会計してもらうことにより、購入者の情報がアプリ内に記録されます。
そして、履歴を参照しながら店舗から購入者にメッセージを送ることが可能です。
店舗側からお礼の言葉が送られてくるだけでも、購入者はうれしく思うでしょう。
今後の販売会やイベントについて連絡をするなどして、購入者とのつながりを深めていけます。
さらに、購入者に限らず、店舗のフォロワーに対してもメッセージを送れるので、宣伝活動に利用してみましょう。

さらに、pixv PAYはお客さんへのガイドの役割も果たしてくれます。
pixv PAYを使えば、コミケの中でどの店舗が対応しているのかをチェックできます。
そのことで、pixv PAYユーザーの集客効果が見込めるのです。
持ち物が多く、あわただしいコミケではお客さんにもキャッシュレス決済へのニーズが高まっています。
ほかの店舗へのアドバンテージとして、pixv PAYは機能するでしょう。

操作性についても、pixv PAYは高い評価を受けています。
画面はシンプルなデザインになっており、ユーザーインターフェイスも含めて使いやすい仕様です。
コミケの混雑した状況で、操作の難しいアプリはお客さんから歓迎されません。
また、店舗側にしても複雑な操作をしているだけの余裕はないでしょう。
pixv PAYならキャッシュレスの初心者でも誤操作の恐れが少なく、安心して利用可能です。

そのほか、pixv PAYはコミケ以外でも会計に使えます。
ローソン、ファミリーマート、ミニストップといったコンビニはpixv PAYに対応しているので、普通の買い物もできます。
コミケだけでなく、社会全体がキャッシュレスの傾向を強めている中、現金を持つことが億劫になっている人は多いでしょう。
pixv PAYはキャッシュレスに移行するきっかけとなりえるアプリです。

pixiv PAY(ピクシブペイ)導入のデメリット!キャッシュレス決済は浸透しているか?

2019年の時点では、pixv PAYにもいくらかの課題があります。
まず、pixv PAYそのものの浸透度は考えなくてはいけません。
全体的にはまだ、コミケでも現金決済を行っている店舗が圧倒的です。
事前にアナウンスを行うなどの努力をしたとしても、コミケ当日でお客さんが混乱する可能性はゼロにならないでしょう。
キャッシュレス決済を想定してこなかったお客さんにも理解しやすいガイドラインを作り、その場で登録してもらうことも想定しましょう。
また、完全に現金決済をなくすのではなく、キャッシュレス決済がどうしてもできないお客さんへの対応方法は残しておくべきです。

次に、店舗側の「慣れ」も懸念材料です。
pixv PAYを導入しても予行練習をするのは難しいでしょう。
そのため、コミケ当日の「ぶっつけ本番」になることもありえます。
その場合、店舗側が慣れていないので結果的に、現金決済のほうがスムーズだったという事態も考えられます。
pixv PAYを使うなら仕様をしっかり理解しておかないと当日にパニックを起こす恐れが出てきます。

さらに、商品にQRを置くことによる「商品の間違い」もデメリットのひとつです。
お客さんが読み込むQRコードを間違えると、まったく違う商品を購入することになってしまいます。
そして、QRと違う商品が持ち去られることで在庫の帳尻が合わなくなっていきます。
現金決済であればこのような間違いは最初から起こりません。
決済の際にはタイトルや著者名、価格などを声に出したうえで、お客さんの確認をとる必要があるでしょう。

そのほか、「決済手数料」の存在も気になるところです。
キャンペーン割引があるとはいえ、pixv PAYを使うことで新たに経費が発生するのは事実です。
今後、キャンペーンがなくなったり、手数料が値上がりしたりするとますます経費はふくらみます。
対処するために商品価格を上げるとなると、お客さんの理解を得られるかどうかが難しいところです。

こういう店舗ならキャッシュレス決済が向いている!

店舗がpixv PAYの機能性をしっかりと引き出すためには、お客さんとの相互理解が不可欠です。
事前にキャッシュレス決済の告知をするだけではなく、具体的な方法までガイドするようにしましょう。
それでも、すぐにpixv PAY導入へと踏み切れるのは「中小規模の店舗」です。
常に長蛇の列が並ぶわけではなく、お客さん一人ひとりと十分なコミュニケーションがとれるのであればキャッシュレス決済もスムーズに行えます。
万が一、操作に手間取ったとしてもお客さんに手順をゆっくりと教えられます。
また、QRの読み込みに時間がかかったときなどにも余計なプレッシャーを感じずに済むでしょう。

「人手の足りない店舗」もキャッシュレス決済に踏み切るメリットは大きいといえます。
売り子をするだけで手一杯の店舗は休憩すらまともにとれなくなり、自分たちがお客さんとしてコミケを楽しむことが困難でした。
しかし、pixv PAYのようなキャッシュレス決済の仕組みがあると、少人数でも店舗をまわせるようになります。
臨機応変にシフトを組んで、誰かが長時間店舗を離れることも可能になるでしょう。

「コミケでの宣伝に苦心している店舗」にもpixv PAYは適しています。
pixv PAYではお客さんが近日開催のイベントで利用可能な店舗を調べてくれます。
情報の発信力に不安があり、当日の集客に悩んでいるなら思い切ってpixv PAYを導入してみましょう。

一方で、多くのお客さんが殺到するような大規模の店舗では、pixv PAYの導入を慎重に行っていく必要があります。
しかし、まったく不向きというわけではありません。
会場全体でキャッシュレス文化への免疫ができていないのも、導入に手間取っている理由といえます。
社会全体のキャッシュレス化が進み、コミケに来る人々の意識も変わればpixv PAYの便利さも理解してもらえるでしょう。
近い将来、pixv PAYがコミケの定番アプリになることもありえるのです。

まとめ

pixv PAYはコミケで店舗側、お客さん側両方の負担を軽減できるアプリです。
キャッシュレス決済が日常化していく時代において、pixv PAYはコミケの風景を大きく変える可能性を秘めています。
本格導入のためには事前アナウンスをする必要などがあるものの、上手く利用すれば会計の手間が解消されます。
コミケをより楽しむためには欠かせないアプリになる可能性も出てくるでしょう。

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