メリットも解説!メルペイの店舗への導入方法と決済手数料まとめ

メルペイのロゴ

キャッシュレス決済を導入することで利用客の利便性が大きく向上し、集客力のアップが期待できます。キャッシュレス決済を導入している店舗であれば、「メルペイ」という名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。しかし、キャッシュレス決済にはさまざまなアプリが導入されているので、比較検討することが重要です。そこで、この記事ではメルペイを利用するにあたってのメリットや導入方法、決済手数料について紹介していきます。

メルペイはどれぐらい普及しているの?

キャッシュレス決済サービスの「メルペイ」を運営しているのは、株式会社メルペイです。
メルペイはフリマアプリとして有名な株式会社メルカリの子会社として主に金融に関係する新規事業を行うために、2017年11月に立ち上げられました。
もともとフリマアプリとして月間の利用者数が1200万人といわれているメルカリが提供するサービスなので、サービス開始当初から急速にメルペイを利用する人が増えています。
メルペイの主な利用方法は、メルカリで得た売上金をメルペイの加盟店で決済に使用することです。
メルカリでの売上金をダイレクトに現金代わりに使えるので、メルカリユーザーにとっての利便性が向上したといえます。

また、メルカリ側としてもメルペイを利用してもらうことで、決済手数料が収益になる点はメリットです。
さらに、メルペイを導入する店舗は日本人の10人に1人といわれるメルカリユーザーを取り込みやすくなるため、集客力が高まることが期待できるでしょう。
このように、メルペイを導入することで、メルカリユーザーとメルカリ、導入する店舗のそれぞれがメリットを享受できるのです。

メルペイの活用方法には、その他にも「銀行口座からチャージ」して、決済に使用することもできます。
売上金が一時的にない状態でもキャッシュレス決済アプリとしての機能をはたしてくれるので、メルカリユーザーはメルペイをインストールしておいて損はないでしょう。
メルカリの売上金額は年間で5000億円といわれていますが、それ以上の金額がメルペイで利用される可能性があるわけです。
また、メルペイの利用にあたってはメルカリユーザーでなくとも可能な点も忘れてはいけません。
メルカリのフリマ機能を使っていないユーザーでも、メルペイのみを利用することもできます。
メルカリのアプリ1つだけあれば、QRコード決済と電子マネーiD決済の両方を利用できるようになるので、決済アプリとしてのみの使用をするユーザーも増えてくるでしょう。

メルペイは2019年3月から利用が始まったQRコード決済の影響を受けて、2019年7月時点では全国で135万以上の店舗で使用できます。
ローソンやセブンイレブンといったコンビニやビックカメラ、イオンといった全国展開している大手企業で使えるのはもちろん、個人商店でも導入する店舗が増えているのが特徴です。
もともとメルカリ自体がフリマアプリであり、庶民的な層をターゲットとしたものであるため、個人商店でも導入するメリットは大いにあるといえます。
今後もキャッシュレス決済は普及していくと考えられているので、その波にのってメルペイの加盟店も増加していくことでしょう。

メルペイユーザーはなぜ増えているか

メルペイを導入することで、店舗にとっては新規顧客を集客できるチャンスにつながります。
しかし、「なぜメルペイユーザーが増えているのか」を知らないと、満足な集客につなげることは難しいでしょう。
メルペイの導入について検討する前に、メルペイを利用するユーザーのメリットについて知っておくことも重要です。

メルペイを利用するユーザーにとって、一番のメリットはやはり「メルカリで貯まったお金を商品やサービスの支払いにそのまま使えること」です。
メルペイの導入前までは、メルカリでは1万円以上売上が貯まらないと振込手数料無料で換金できませんでした。
しかし、メルペイがあれば、わざわざ換金する必要もないので、手数料を気にすることなく普段の買い物で利用できます。
仮に、売上金が3000円分貯まっていれば、3000円の商品を購入するのに、現金は必要ありません。
そのうえ、かつてはメルカリ内の買い物でしか利用できなかったメルカリで貯めるポイントを購入費用に充てることができる点も便利です。
メルカリ以外の実店舗でもポイントが使用できるようになったことで使いやすさが向上し、メルカリユーザーの多くがメルペイを利用するようになったといえます。

2つ目のメリットとしては、「以前からある電子マネーiDに対応している店でも使えること」です。
キャッシュレス決済には大きく分けて電子マネーiD とQRコード決済の2つがあり、どちらかというと電子マネーiDを導入している店舗のほうが多いです。
駅や空港といった交通機関などでは特に電子マネーiDに対応している店舗がたくさんあります。
とはいうものの、どちらかにしか対応していないと、実際に使える店舗の数は限られてしまい、利便性が低下します。
電子マネーiD とQRコード決済の両方に対応しているメルペイは使える店舗数が多く、ユーザーにとって使いやすいスマホ決済サービスだといえるのです。

3つ目のメリットは「モバイルSuicaへのチャージが簡単」という点です。
実はメルペイを始めるときにできる電子マネーカードは、Apple Payとしての利用もできます。
つまり、モバイルSuicaをチャージするときにメルペイを選ぶようにすれば、メルカリの売上金やポイントを使ってチャージ可能です。
メルカリはキャンペーンでポイントをもらえることがありますが、あらかじめ有効期限が設定されています。
ポイントを有効活用しやすいという点でもメルペイはユーザーから人気があります。

ユーザー側のメルペイを利用する4つ目のメリットは、「クーポンがもらえる」ことです。
メルペイではキャッシュレス決済機能だけではなく、独自に発行しているクーポンをユーザーに配っています。
そのため、「メルカリのフリマとしての機能は使わないけど、クーポンやキャッシュレス決済を目的としてメルペイを利用している」というユーザーも一定数いるのです。
メルペイを店舗に導入することで、メルカリを普段から利用するユーザー数以上の集客を期待できるでしょう。

メルペイを導入するお店側のメリットとは

メルペイを導入する店舗における最大のメリットは「メルカリユーザーを取り込める」ことです。
メルカリユーザーは日本全国で1200万人に達するといわれています。
また、メルペイでは、キャッシュレス決済アプリとしてのみの利用を目的にしているユーザーもいるので、フリマアプリとして普段から使っている以上の人の利用も見込めます。
メルカリユーザーはメルペイを利用することで、現金に換金する手数料や労力を一切気にすることなく、店舗での支払に使えるようになるのです。
そのため、メルペイユーザーの購買意欲の上昇と店舗の集客力の向上の両方が期待できるでしょう。
メルペイを導入することで、来店者数と売上金額の両方の増加が見込めるのです。

また、メルペイはさまざまな企業と連携しているのも特徴です。
たとえば、2019年7月時点ではJCBの「スマートペイ」やKDDIの「auPay」との連携がすでに発表されています。
QRコード決済はさまざまな事業者が進出しており、さながら戦国時代の様相を呈しています。
そうした状況のなかで、メインとなるキャッシュレス決済アプリとして中核を担うために、メルペイはさまざまな企業とパートナーシップを強化しているのです。
大手企業側もメルカリの一般消費者への普及度は重視しており、メルカリでの売上金が決済に利用されることを期待しています。
つまり、メルペイと大手企業が連携することは、お互いにメリットがあることなのです。
2019年7月時点では大きな連携の発表はありませんが、今後もパートナーシップ契約を結ぶ企業は増えていく可能性はあります。

店舗でメルペイを導入する3つ目のメリットは、「決済業務の簡略化」です。
現金決済だとどうしてもお釣りのやりとりが発生するので、あらかじめ準備しておかなければいけません。
しかし、メルペイを利用すればお釣りが発生することはないので、そうした労力は一切かからなくなります。
決済するときは顧客であるメルペイユーザーがアプリを起動して、店頭のQRコードを読み取るだけで完了します。
レジの使い方を新人従業員に教える必要もないので、業務の効率化に貢献するでしょう。
これまで決済業務に充てていた人員を他の場所に配属することで、さらなる業務の効率化も期待できます。

数あるキャッシュレス決済アプリのなかでもメルペイを利用するメリットとしては、「初期費用がかからない」「決済手数料が安い」ことも挙げられます。
メルペイは利用する旨を申し込むと端末が運営会社から送られてくる仕組みです。
そのため、メルペイを導入する店舗には一切の初期費用や固定費用は発生しません。
導入にあたってのハードルが低いことは、店舗側にとって大きなメリットでしょう。
また、店舗ではキャッシュレス決済の導入にあたってどうしても決済手数料が発生してしまいます。
そのため、導入に二の足を踏んでいる事業者もいるかもしれませんが、メルペイの決済手数料は一律で1.5%です。
クレジットカードの手数料は一般的に3%程度だといわれているのを考えると、半額程度だといえます。

メルペイを店舗に導入する手順について

メルペイを店舗へ導入するときは、入金サイクルについて事前に決めておく必要があります。
メルペイでは店舗への入金サイクルは「月1回」または「月2回」のどちらかを選ぶことが可能です。
入金手数料は「10万円以上入金する場合は無料」となっています。
ただし、10万円未満の場合は200円の手数料がかかる点には注意しましょう。
また、店舗側のアプリは申し込み完了後にインストールできますが、利用するためは「カメラ付きのスマホまたはタブレット」が必須です。
対応するOSやブラウザについても条件が決まっているので、よくわからない場合は事前に運営へ問い合わせしておくほうが無難だといえます。

店舗への導入方法は、まずメルペイの公式ホームページで申し込むことから始まります。
事前準備ができたら、公式ホームページにある加盟店の入力フォームに事業者情報を入力して申し込んでみましょう。
申し込むときに法人の場合特別な書類は必要ありません。
法人番号を入力する必要はありますが、会社名を検索することで表示されます。
一方、個人事業主が申し込むときは、運転免許証やパスポートといった身分証が必要なので、準備しておきましょう。
入力内容は比較的簡単な項目が多いので、実際の所要時間としては10分程度です。

申し込みをするとメルペイの運営で審査が行われます。
審査結果が出るのは最短2日となっており、メールで連絡がくる仕組みです。
万が一申し込み内容の入力が不十分だった場合は、その旨の連絡がきますので追加情報をメールで送ります。
無事に審査に合格した場合は、メルペイの説明書やステッカーが入っている加盟店用のキットが送られてきます。
キットを開封して中身に不足がなければ、審査の合格時に連絡のあったメールに記載されている手順に従って、決済アプリをインストールしてログインすれば準備は完了です。
きちんと動作すれば、その時点ですぐにメルペイを利用できるようになります。

メルペイの決済方法と導入にあたっての注意点

メルペイで実際の決済方法は、まず顧客であるメルペイユーザーにメルカリアプリを起動してもらい、下部メニューの「メルペイ」を選択後、「コード払い」を選んでもらいます。
そこまでの手続きが済んだ状態で、お店側は店舗用にインストールしたアプリを起動し、会計を選択して商品やサービスの代金を入力します。
入力した代金を確認して間違いがなければ「QR読み取り画面へ」を選択し、顧客のスマホに表示されたQRコードをカメラ付きの端末で読み取れば決済完了です。
最初のうちは戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとても簡単な操作だといえます。

ただし、メルペイを実際に店舗で使う場合には、いくつかの注意点もあることを知っておきましょう。
まず、「メルペイユーザーも操作に慣れていないケースがある」点は理解しておくべきです。
商売をしていると、初めてメルペイを利用して代金を支払うという顧客に出会うこともあるでしょう。
スムーズに操作ができればいいのですが、なかには操作方法をよく理解していない人もいます。
そのような人に当たってしまった場合、現金払いよりもかえって時間がかかる可能性もあることは理解しておきましょう。
操作方法に戸惑っていると感じたら、お店側から積極的に声掛けをするとよいです。

また、メルペイに限らずキャッシュレス決済全体にいえる注意点として、「停電すると利用できない」ことが挙げられます。
雷や地震といった自然災害はいつ起こるか分かりません。
つまり、停電するリスクはどの地域であってもゼロということはないといえます。
どれだけキャッシュレス決済が一般に普及しても、いざというときのために現金払いに対応できる体制を考えておく必要はあることを覚えておきましょう。

まとめ

メルペイはメルカリでの売上金やポイントをすぐに現金代わりに利用できる便利なサービスです。
店舗で導入すれば数多くのメルカリユーザーを取り込める可能性があります。
また、初期費用がかからないうえ、決済手数料も1.5%とクレジットカードに比べると安い点もメリットです。
簡単に申し込みできるので、キャッシュレス決済を検討している店舗は前向きに導入について考えてみてはいかがでしょうか。

※ 掲載しているすべての情報は万全の保証をいたしかねます。より正確な情報につきましては、各アプリ・カード会社のサイトをご覧ください。