出金ができるスマホ決済とは?徹底解説!

2019年9月10日

キャッシュレス決済イメージ

キャッシュレス決済の普及にともなって日本でも、スマホ決済を利用する人が増えています。
しかし、なかにはスマホ決済の概要を理解しておらず、利用に踏み切れない人もいるでしょう。
スマホ決済はサービスによってその内容に違いがあるので、それぞれをよく理解しておくことが重要です。
そこで、この記事では「出金ができるスマホ決済」に焦点を当てて解説していきます。

スマホ決済とは

スマホ決済の概要を簡単にいうと、「現金の代わりに店頭でお金を払える決済サービス」です。
決済サービスの利用方法には主に2種類あります。1つ目は「非接触IC決済」と呼ばれる方法で、SuicaやEdyをイメージすると分かりやすい人もいるでしょう。
スマホに搭載されているBluetoothやFeliCaといった機能を利用して、専用端末にかざすだけで決済が完了するというものです。
利用した代金は、あらかじめ登録しておくクレジットカードや電子マネーから引かれる仕組みになっています。

なお、非接触IC決済で誤解されがちなのが、Apple PayやGoogle Payだといえます。
厳密にいうと、Apple PayやGoogle Payは決済アプリをまとめるプラットフォームであって、決済サービスそのものではありません。
具体的なイメージとしては、Apple Payの機能を利用してSuicaで支払うという形になります。
そのため、店頭で支払いをするときはApple Payではなく、Suicaで支払いをする旨を告げる必要があります。

決済サービスにおけるもう1つの支払い方法は、「QRコード決済」です。
決済方法は、ユーザー側の端末に表示させたQRコードを店頭にある専用の機器で読み取ってもらうことになります。
ただし、店舗側が表示したQRコードをユーザー側のスマホで読み取って決済する方式が採用されているケースもあります。
QRコード決済はどちらかというと、非接触IC決済に比べて後発のスマホ決済であり、キャッシュレス化を推進するための起爆剤として期待されているサービスです。
実際に「PayPay」や「LINE Pay」といった新しいサービスが始まることを聞いて、スマホ決済に興味を持った人も多いでしょう。

QRコード決済で代金を支払う方法は、基本的に非接触IC決済と同様です。
あらかじめ登録してある銀行口座やクレジットカードなどからお金が引き落とされるようになっています。
ただし、決済するときにQRコードを読み取れるスマホやタブレット型端末さえあればよいので、非接触IC決済より手軽に店舗へ導入できる点はメリットです。
そのため、導入する店舗が増えてきており、ユーザーの利便性も向上しています。

出金ができるスマホ決済とは

決済アプリの利用を検討している人のなかには、「いざというときに残高を引き出せないと不安」という人もいるでしょう。
結論からいうと、決済アプリのほとんどは出金サービスに対応しています。
ただし、指定している支払方法によっては出金できないケースもあるので気を付けましょう。
決済アプリの支払い方法には主に3種類あります。

即時引き落とし型とは

決済した瞬間に登録してある銀行口座から代金が引き落とされる方式です。
デビットカードを利用したことのある人にとっては馴染みのある決済方法だといえるでしょう。

後払い型とは

このタイプは登録してある支払い方法がクレジットカードや、スマホの代金と同じタイミングを選択している場合に該当します。
特にスマホ代金と合わせて引き落とすサービスは、クレジットカードを持っていない人でも利用できるので便利です。
手元に現金があまり残っていないときに利用すると便利ですが、自分がどれぐらい使っているかを常に把握しておく必要はあります。

前払い型とは

決済サービスの主流となっている支払い方法です。
あらかじめ決済アプリに現金をチャージしておく方法で、イメージとしてはスマホを財布代わりにしている感じだといえます。
チャージしているお金がなくなったら再度チャージしなければいけませんが、基本的に使いすぎることがない点はメリットです。

このようにスマホ決済での支払い方法には主に3種類ありますが、残高を引き出せるのは基本的に現金を先にチャージしている「前払い型」となります。
ほかの方法ではアプリ内に現金が溜まっているわけではないので、出金する必要がないという点は覚えておきましょう。

出金する際の手数料について

残高を引き出す際の手数料については、有料のアプリと無料のアプリがあります。
それぞれのサービスによって異なるので、利用開始前によく調べておくことが重要です。
また、有料のアプリであっても、それぞれで料金がかかる条件や金額は異なります。
たとえば、ユーザー数が非常に多く、利用できる店舗も幅広い「LINE Pay」では、銀行とATMのいずれの場合も「1回あたり216円」です。

一方、日本国内のみならず、世界的に普及しているキャッシュレス決済の代表的なサービスである「PayPal」は、出金額によって有料になるケースがあります。
PayPalを利用した銀行口座への残高の引き出しは「5万円未満250円」「5万円以上は無料」です。
また、PayPalではATMでの引き出しに対応していない点にも注意しなければいけません。いずれにしても、利用するサービスによって手数料がかかるかどうかは異なります。
身近な店舗で利用しやすいサービスを選ぶことはもちろん重要ですが、手数料の条件も加味して検討するとよいでしょう。

出金手数料無料のスマホ決済について

キャッシュレス決済サービスのなかには、手数料無料で残高を引き出せるものもあります。
たとえば、本人確認不要で手軽に使い始められることが魅力の「Kyash」や、すべての手数料が無料である点が特徴の「pring」が代表的です。
そのほかにも「J-Coin Pay」も残高を引き出すときの手数料はかかりません。
ただし、pringは銀行口座への手数料は無料ですが、ATMで引き出す場合には1日1回だけが無料という制限があります。
また、J-Coin Payは銀行口座へは手数料無料で残高を振り込むことができますが、ATMで引き出すことはできません。

残高の引き出しが無料のアプリはたくさんありますが、それぞれのサービス内容はバラバラです。
1回あたりの手数料はそれほど高くなくても、何回も取られるとトータルでの出費はかなり大きくなるケースもあります。
利用にあたっては手数料無料だけでなく、自分の利用状況に適した条件のサービスを選ぶようにすることがポイントです。

まとめ

スマホ決済は政府も推進をしていて、急速に普及しつつあるサービスです。
まだ普及途上であるため、それぞれのアプリでサービス内容にばらつきがあり、そもそも出金に対応していないアプリがある点には注意しなければいけません。
また、出金できても有料であるかどうかも、アプリによって異なります。
スマホ決済は上手に活用すれば日常生活が便利になるサービスなので、情報をよく確認してから利用を始めてみましょう。

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