今さら聞けない!交通系電子マネーとは?徹底比較!

2019年9月10日

改札タッチイメージ

電車に乗る際やショッピングのときなど、タッチするだけで支払いが完結する便利な交通系電子マネーですが、発行されている種類も多く、機能面についてもそれぞれ違いがあるため、選ぶときに迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では交通系電子マネーの中でも代表的な10種類についてまとめました。
興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

交通系電子マネーとは

交通系電子マネーとは、各鉄道会社などから発行されているICカードにチャージして使える電子マネーの総称のことです。
地域ごとにさまざまなICカードが発行されており、改札機や専用の端末機にカードをかざすだけで電車やバスなどの運賃の他、ショッピングの支払いなどにも使うことができます。
基本的には対象のエリア内でのみ利用できるサービスですが、全国で発行されている約50種類のICカードのうち、10種類は対象エリア外での相互利用が可能です。

交通系ICカードは現金でチャージする方法以外にも、一定金額を下回ると自動的にチャージしてくれるオートチャージ機能を備えているものや、クレジットカードでのチャージに対応しているものが増えてきています。
また、利用するごとにポイントが貯まったり、スマホと連動させてスマホ決済ができたりするなど、交通系電子マネーは通勤や通学時だけでなく、あらゆる場面で使える便利な決済方法として注目を集めています。

10種類の交通系電子マネーの特徴と発行エリアについて

相互利用が可能なICカードの中でも最も知られている代表的なものがSuicaです。
JR東日本が発行しており、首都圏を中心に利用している人が多い交通系ICカードです。
クレジットチャージやオートチャージ機能の他にも、10種類の中で唯一、モバイル対応が可能な電子マネーとなっています。
首都圏では同様によく使われているPasmoというICカードもあります。
Pasmoは株式会社パスモから発行されており、東京メトロを利用するとメトポというポイントが貯まるため、私鉄を頻繁に利用する場合にはこちらを選ぶと良いでしょう。

関西圏を中心としたエリアで利用者が多い交通系ICカードはICOCAです。
ICOCAはJR西日本から発行されており、クレジットでのチャージやポイントサービスなどにも対応しています。
関西圏ではPitapaという、交通系電子マネーの中では珍しい後払い方式を採用しているものもあります。
Pitapaはチャージをしなくても電子マネーでの支払いが可能ですが、指定地域外ではチャージをしてからでないと利用することができません。
その他、JR北海道が発行しているKitaca、名古屋エリアで主に使われているmanaca、JR東海のTOICA、JR九州のSUGOCA、九州エリアと函館で使えるnimoca、福岡市から発行されているはやかけんがあります。

モバイル対応できる交通系電子マネーについて

Suicaでは唯一、モバイル端末に対応しているためカードタイプかモバイル版タイプかを選ぶことができます。
モバイル版では対応機種の携帯電話の他、Android端末とApple社製端末のどちらでも利用することが可能です。
会員登録や継続をした場合、年会費として1030円がかかりますが、2020年2月26日以降からは無料になります。
また、登録クレジットカードがビューカードの場合やEASYモバイルSuica会員として登録した場合、Google Payで利用する場合にも年会費はかかりません。

モバイル版には、クレジットカードなどを登録せずに使えるEASYモバイルSuicaというサービスもあります。
気軽に利用してみたい人は、まずこちらに登録してみると良いでしょう。このサービスでは現金または登録した銀行口座からのみのチャージになります。
鉄道の利用やショッピングの支払いで使うことができ、クレジットカード情報を登録すれば通常のモバイル版会員になることも可能です。

ポイントサービスがある交通系電子マネーについて

一部の交通系電子マネーでは、ポイントを貯めることができるのも大きなメリットのひとつです。
電子マネーを利用するごとにポイントが貯まり、そのポイントをまた電子マネーとしてチャージできるものや、九州の福岡市で発行されているはやかけんのように、地下鉄の月間利用金額によってポイント還元を受けることができるものもあります。
ただし、各ICカードの対象エリア外では電子マネーを利用してもポイントが付与されないため注意が必要です。
お得に利用するためにも、使う頻度が最も高い交通機関から発行されているものを選ぶようにしましょう。

オートチャージができる交通系電子マネーについて

通勤や通学など、普段からよく交通系ICカードを利用している場合、特に便利なのがオートチャージ機能です。
オートチャージ機能とは、改札機や専用の端末機にかざしたときにチャージ額が一定金額を下回っていると、自動でチャージをしてくれる機能のことです。
こちらも一部のICカードで対応可能となっており、基本的にクレジットカードの登録が必要となるため、同時にクレジットカードのポイントも貯めることができます。
チャージする手間も省けて残高が不足することもないため、頻繁に利用する人にとっては注目すべき機能といえます。
ただし、オートチャージ機能も対象のエリア外では使うことができません。
エリア外で残高が不足してしまった場合には現金かクレジットカードでのチャージが必要になるので、よく確認しておくようにしましょう。

クレジットチャージができる交通系電子マネーについて

一部の交通系電子マネーではクレジットチャージが可能です。
券売機でのチャージでもクレジットカードを使うことができます。
モバイル版Suicaを利用している場合には、あらかじめクレジットカードの情報を登録しておくことでいつでも好きな金額をチャージすることができて便利です。
クレジットチャージの場合は対象エリア外でも問題なく使うことができます。
チャージするたびにクレジットカードのポイントも同時に貯められるのは大きなメリットです。

ただし、利用できるクレジットカードの種類が各ICカードごとに異なります。
対象のクレジットカードをすでに利用している場合はスムーズですが、そうでない場合には新たに発行手続きをしなければなりません。
クレジットチャージを利用したいと考えている場合は対象のクレジットカードについて事前に確認しておくことが大切です。

まとめ

交通系電子マネーは、数多く存在するキャッシュレスサービスの中でも特に身近なもののひとつです。
なるべくお得に使うためにも、自分がよく利用している交通機関のものを選びましょう。
発行やチャージも手軽にすることができて日常的に使うものでもあるため、まだ利用したことがない人は、この機会に交通系電子マネーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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