VANDLE CARD(バンドルカード)とは?導入方法と決済手数料まとめ

2019年9月9日

バンドルカードロゴ

さまざまなキャッシュレスサービスが登場するなかで、その手軽さから注目を集めているのが「VANDLE CARD(バンドルカード)」です。
カードといってもクレジットカードではなくプリペイドカードなので、キャッシュレス化に抵抗がある人でも比較的使いやすいキャッシュレスサービスといえるでしょう。
本記事では、バンドルカードの導入を検討している店舗に向けて、サービスの特徴や導入方法を紹介します。

VANDLE CARD(バンドルカード)とは

「VANDLE CARD(バンドルカード)」は、2016年9月に株式会社カンムによって提供が開始されたキャッシュレス決済サービスです。
スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、アカウントを登録するだけでカードを発行することができます。
いわゆる「プリペイドカード」なので、カードにあらかじめお金をチャージしておくことで、店舗などでの支払いをスピーディーに行うことが可能です。
よく電車を利用する人であれば、suica(スイカ)などの交通系のICカードをイメージするとわかりやすいでしょう。
利用者側の入会費・年会費は無料で、一部の例外はあるものの、基本的には世界中のVISA加盟店で利用することが可能です。

スマートフォンの専用アプリと連携しているため、スマホさえあればいつでも利用状況や残高を確認できます。
お金の流れが把握しやすいので、家計管理にも役立つでしょう。
「お金を使いすぎてしまう」という理由でクレジットカードに抵抗がある人でも、バンドルカードのようにチャージ式のカードであれば、チャージした以上の金額は使えないため安心です。
クレジットカードではないので、使用にあたって面倒な審査や年齢制限はありません。
高校生や、訳あってクレジットカードを発行できない人でも利用できます。

特徴・サービス内容

バンドルカードには、「バーチャルカード」と「リアルカード」の2種類があります。
2種類のカードの大きな違いは、「使えるお店」です。

バーチャルカードについて

スマートフォンの専用アプリ内に存在するバーチャルカードは、インターネット専用のVISAプリペイドカードです。
アプリ内にある16桁の番号を使えば、AmazonやiTunesStoreなどでの買い物に利用できます。
一方で、郵送で送られてくるリアルカードは、インターネット上はもちろん実際のVISA加盟店舗でも利用可能なVISAプリペイドカードです。

リアルカードについて

リアルカードにはさらに「リアル」と「リアル+(プラス)」の2種類があり、リアルは本人確認不要で発行することができます。
リアル+は本人確認が必要な代わりに、海外の実店舗でも利用が可能です。
使用方法は通常のクレジットカードと変わりません。
どのカードも有効期限は5年です。バーチャルカードの場合は発行手数料が無料ですが、リアルは300円、リアル+(プラス)は600円または700円の発行手数料がかかります。
リアル+以外は審査がないため、クレジットカードを発行するよりもハードルが低いといえるでしょう。

肝心のチャージ方法には、コンビニやビットコイン、ATM、ネット銀行、ドコモ払いとさまざまな手段があります。
「ポチっとチャージ」という機能を使えば、上限金額までなら借り入れて後払いにすることも可能です。
万が一カードを紛失した場合は、自分で即座にカードを停止・再開できるようになっています。

店舗への導入方法・費用

バンドルカードの店舗への導入方法ですが、前提として、バンドルカードを使用できるのはVISA加盟店のみです。

利用登録について

すでに加盟店である場合は、新たな機器などの導入は必要ありません。
一方で、まだVISA加盟店でない店舗がバンドルカードの取り扱いを開始するためには、まずはVISA加盟店契約会社を通してVISA加盟店になる必要があります。
VISA加盟店契約会社の一覧は、VISAの公式ホームページから確認できます。
2019年9月時点では、申し込み可能な会社は「三井住友カード株式会社」や「楽天カード株式会社」、「イオンクレジットサービス株式会社」を始めとする計14社です。

導入費用について

一般的に、初期費用としてかかるのは「加盟料」と「決済端末機」です。
加盟料は無料のところもあれば数千円程度のところもありますが、決済端末機は5~8万円程度かかるところが多いでしょう。
それぞれの会社によって特徴や導入にかかる費用、サポート体制が異なります。
比較検討したうえで、自社に合った会社を選ぶといいでしょう。
なお、どの会社を選んだとしても、加盟店になるためには必要書類の提出や審査が必要になることがほとんどです。

利用開始までの期間ついて

審査には数週間~1カ月程度かかります。
現代ではこうしたキャッシュレスサービスの導入への需要が高まっているため、場合によっては申し込みが集中し、実際に導入開始できるまでにはさらに時間がかかることがあるかもしれません。
導入を急ぐのであれば、早めに問い合わせてみるといいでしょう。
無事審査に通ることができれば、契約会社からカードの取り扱いに必要なツールが送られてきて、利用開始という流れになります。

決済手数料

決済手数料というのは、決済のたびに店舗から加盟店契約会社へ支払い義務が発生する費用のことです。
バンドルカードの決済手数料は、VISA加盟店契約会社によって異なります。
相場は3~7%程度ですが、業種によって異なる場合があります。
また、契約会社によって決済手数料以外にも色々と違いがあるため、各社のホーページなどで確認するか、直接問い合わせてみるといいでしょう。

メリット

バンドルカード決済を導入するメリット、すなわちクレジットカードの加盟店になるメリットは、カード決済した分の現金を管理する必要がなくなる点です。
キャッシュレス決済の売りはスピーディーな会計ですが、それは店舗側にとっても、会計にかかる手間を減らせるメリットといえます。
混雑時に効率的に会計ができるのはもちろん、おつりが発生しないため、渡し間違いでレジの残額が合わなくなることもありません。
また、キャッシュレスの波に乗り遅れたことによる顧客離れを防ぎ、一方で、キャッシュレス決済を導入したことによる新たな顧客の確保につながる可能性もあります。

デメリット

デメリットとしては、ランニングコストとして決済手数料がかかることや、実際に入金されるまでに時間がかかることが挙げられます。
利益率が低い商売の場合は、手数料のせいで赤字になってしまうことがあるかもしれません。
VISA加盟店契約会社をよく検討し、初期費用やランニングコストを抑える工夫が必要となるでしょう。

まとめ

バンドルカードを導入するためには、VISA加盟店になる必要があります。
加盟の申し込みができる会社は2019年9月時点で14社あるので、比較検討して自社に合った会社を選ぶといいでしょう。
バンドルカード自体は使い勝手の良いサービスで、かつ、知名度アップの施策も積極的に行っているので、今後も利用者が増えていくことが期待できます。

※ 掲載しているすべての情報は万全の保証をいたしかねます。より正確な情報につきましては、各アプリ・カード会社のサイトをご覧ください。